11月4日(月 振替祝)、BLSOプロバイダーコースを、当院の産後ケア施設「マタニティケアホームつむぎ」等で開催しました。
 
BLSO (Basic Life Support in Obstetrics)は、日常的に妊産婦・新生児に関わらないものの、突如として急変場面に遭遇する可能性がある医療者に向けた教育プログラムです。
救急隊(救急救命士・救急隊員)、救急医、家庭医、内科医、小児科医、看護師などを主な対象とし、受講後の実技試験に合格すると、米国家庭医療学会とALSO-Japanが認定する5年間有効の認定証が発行されます。

当日は、当院の助産師をはじめとした計17人の医師や救急救命士、看護師等のフォローの下、全国から12人が受講しました。

講義やマネキンを使用した実習では、分娩介助や新生児蘇生、妊婦の評価方法などを学んだほか、当院隣接の駐車場に実際の救急車を停車させ、救急車内分娩を再現した実習も行いました。

突然の救急車内での分娩や新生児仮死、妊婦の大量出血等、緊迫したケースに対応すべく、受講者同士、積極的に意見を交わしながら迅速な処置を施しました。

ご指導いただいた講師の皆さま、受講いただいた皆さま、遅くまで本当にお疲れ様でした。

また、救急車の提供にご協力いただきました、かわぐち心臓呼吸器病院様、この度は誠にありがとうございました。

この場を借りて深く御礼申し上げます。