6月16日(日)NCPR Sコースを当院で開催しました。

出生後に呼吸循環の確立が遅れる赤ちゃんに対して、効果的な心肺蘇生を行うことを目的とした講習会です。
産科に携わるスタッフには必要なスキルです。

インストラクターは当院の新生児科医と産婦人科医、助産師が担当し、
インストラクター補助として他施設の新生児科医が担当してくださいました。

参加者は当院および近隣の分娩施設から募集し、助産師・看護師の参加がありました。

はじめに講義をして、その後、赤ちゃんの人形を使って人工呼吸。
胸骨圧迫の手技、シナリオでの実践練習を行いました。

胸骨圧迫のシュミレーションでは、実施者と介助者の2人1組のペアになり蘇生を行います。

「1・2・3・バッグ!」
「しっかり圧迫するとともに、元の位置まで戻すことも意識」

「2本指法」

受講者の施設の実情や医療状況に応じて、実践に即した胸骨圧迫の手技も行いました。

今後も医療安全の水準を高めるべく努力してまいります。
受講して頂いた皆様、遅くまで本当にお疲れ様でした。