2024年5月31日から日本全国でRSウイルスに対する母子免疫ワクチン(アブリスボ®筋注用)が発売となりました。
アブリスボ®は、妊婦さんが接種することにより、母体のRSウイルスに対する中和抗体価を高め、
その抗体が胎盤を通して胎児に移行することで、出生時から乳児のRSウイルスを原因とする
下気道疾患(気管支炎や肺炎)を予防する母子免疫ワクチンです。
対象
妊娠34~36週の当院で妊婦健診を受けている方
※接種後14日以内に出産した場合、抗体の胎児への移行が十分でない可能性があります。
費用
33,000円(税込)
※保険適応外のため自費での接種となります。
接種について
妊婦健診当日、スタッフにお声がけください。
当日の在庫状況を確認して、接種可能でしたらご案内いたします。
参考資料
日本小児科学会 RSウイルス母子免疫ワクチンに関する考え方
日本産婦人科学会 妊婦に接種するRSウイルスワクチンについて
ファイザー製薬株式会社 RSウイルスを学ぶ
電子版の資料 生まれてくる赤ちゃんのために
RSウイルス感染症のこと、知っていますか?