9月26日(木)、NCPR Sコースを当院で開催しました。
この講習会は、出生後に呼吸循環の確立が遅れる赤ちゃんに対して、効果的な心肺蘇生を行えるようになることを目的としています。
複数あるコースのうち、Sコースは、「新生児蘇生法(NCPR)アドバンスコース修了認定」の資格が付与されている者を対象に、
「講義」「手技自習」「シナリオ実習」による自己の技術の再確認と蘇生技術の質の維持を目的としています。
インストラクターは当院の新生児科医、産婦人科医と助産師が担当しました。
参加者は、当院の助産師4名と近隣の分娩施設の助産師4名が参加しました。
はじめに、新生児科医からの講義を実施し、その後2班に分かれ、赤ちゃんの人形を用いながら基本手技を実習しました。
- バッグ・マスクを用いた人工呼吸
- 胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ
ケースシナリオ実習では、赤ちゃんを助けるために様々な想定をしたシナリオに沿って演習しました。
講習会を通して実際の器具に触れて実践することでイメージができるようになり、
いざというときに役立つスキルを身につけることができます。
定期的にスキルアップコースを開催しスキルの維持と向上に努めてまいります。