2025年7月20日、当院主催でNCPR Aコースを開催しました。

Aコースでは、気管挿管や薬物投与も含めた高度な新生児蘇生法の習得を目指します。

インストラクターは当院の新生児科医と助産師、近隣医療機関の助産師が担当し、
計7人の医師・看護師・学生が参加しました。

はじめに講義を実施し、その後2班に分かれ、人工呼吸や胸骨圧迫などの基本手技を実施。

「胸骨圧迫では、押すだけでなく戻すことも大切。焦るとテンポが速くなりがちなので注意が必要」
などのアドバイスの下、参加者は熱心に基本手技を学んでいました。

その後は赤ちゃんの人形を用いながらのケースシナリオを実施。

「緊急帝王切開で産まれた赤ちゃん、自発呼吸がありません!」

参加者同士でどんな赤ちゃんが産まれたかの情報共有をしながら、基本手技で学んだ知識を念頭に、
各症例に沿った新生児蘇生法を実習しました。

当院では今後も講習会を定期的に開催し、
地域における産科医療の更なる発展と医療体制の確立を目指していきます。
受講していただいた皆さま、そして講師の皆さま、本当にお疲れさまでした。