10月21日(火)、NCPR Pコースを当院の産後ケア施設「マタニティケアホームつむぎ」で開催しました。
複数あるコースのうち「Pコース」では、医療施設外での出生を想定した新生児蘇生法の習得を目指します。
インストラクターは当院の新生児科医と助産師、他院の救急救命士等が担当し、
参加者は一般公募から救急救命士・救急隊員等、計16人が参加しました。
◎基本手技
3班に分かれ、蘇生の準備~胸骨圧迫までの基本手技を実習。
特に人工呼吸は「最も大切な手技」であることを伝えた上で、きちんとマスクフィットしているか、
胸がしっかりあがっているか等、どういう着眼点を持って手技を行うべきか、
インストラクターから随時アドバイスを受けながら熱心に学んでいました。

◎医療施設外での出生を想定したケースシナリオ実習
自宅出産や救急車内分娩等、様々なケースを実習します。


緊迫した状況の中、「心拍数確認!」「出生からまもなく60秒経過!」「保温します!」などと
参加者同士 声を掛け合いながら、1つ1つのケースに迅速に対応する姿が見受けられました。
当院では今後も講習会を定期的に開催し、
地域における産科医療の更なる発展および万全の分娩体制の確立を目指します。
受講して頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。